岡山クリエーターズファイル

写真家イシイコウジが気になる岡山のクリエーターに会いに行きます。

#017 これから1人で独立する方必見!女性デザイナーのオフィス拝見!

もう6月ですね!みなさまは進化していますか?夢を追いかけていますか?人生はあっという間ですよ!
と、先日読んだ本に「うるせー!」と突っ込んでいる写真家イシイです。

 

さて、今回は岡山や東京などで活躍しているエディトリアルデザイナー&イラストレーターのタケシマレイコさんの職場に遊びに行って来ました!

 

タケシマさんは1人でデザインやイラストレーターの仕事をしています。
そんなタケシマさんの仕事が生まれる発想や仕事っぷりを見てみましょう。

 

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オリエント美術館の横にタケシマさんの事務所があります。
ここまで来たのですが、どのビルかわからず電話しました。。

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ビルの3階に看板発見!手書きでかわいいイラスト。
ここで間違いないね。

 

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「おじゃましまーす!」

 

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この方がタケシマレイコさんです。
「今日はよろしくお願いします!」

さっそく事務所をチェック!

 

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中は広い!
この部屋はもともと大家さんの部屋だったそうです。
広いリビングにタケシマさんのデスクがあります。
「奥の部屋は何に使うのですか?」

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この部屋の左がタイポグラフィーやイラストなど手書きの作業をする机。
右の奥ははさみやカッターなどでコラージュを制作する机だそうです。
そして、白いワゴンはあの天才デザイナー、ジョーコロンボの「ボビーワゴン」ですね!
僕も使っています!

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いろいろな道具がありますね。

 

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手前の机では筆や色えんぴつなどでイラストを描いたりするそうです。

「なんか見せてください!」

 

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墨で書いたタイトルロゴです。
おお!よく見ると独特なかすれやにじみがすごい!
この手法は企業秘密だそうです。。

 

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こっちの机では色々な素材をコラージュする作業台です。
「コラージュする時に、素材のどんな所を見るのですか?」

 

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素材の色や線だったり、印刷している紙の柄を見ているそうです。

が、もう感性としか言いようがないですね。。

 

「他にもお仕事見せてもらえますか?」

 

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普段はエディトリアルデザインが中心で、写真のように本1冊まるごとデザインすることもあるそうです。

表紙のイラストもタケシマさんの仕事です。

 

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中面のイラストはさっきの墨で描いたやつだ!

 

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すごく細かいイラストも沢山描かれています。

 

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これは倉敷発のアパレルブランド「ロルカ」の新ブランド「waltz for rolca」のロゴです。アートディレクターはこのブログ第一回目のクオデザインスタイルの田中さんですね!

アパレルブランド ワルツフォーロルカ waltz for rolca

 

「ちなみに、タケシマさんがデザインの参考にしているものって何ですか?」

 

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これはすごく古い海外のお菓子のおまけでついてくるシールだそうです。
細かいイラストのタッチや色がとっても参考になります。

これは僕も欲しい!

昔集めていたビックリマンシールと同じような中毒性があるね。

 

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タケシマさんがもっとも大事にしている本がこちら。

Alexey Brodovitch

「どこらへんがいいのですか?」

 

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「この本を見ると、なんか背筋がピンってのびるんです」

「ん?どういうこと?」

「なんかちゃんとしなきゃって思うんです。」

「この時代のデザインは本当に妥協してなくて、命がかかってる感じがするんです。」

 

なるほど、確かにこの時代のデザイナーや写真家は、今でも伝説になるくらいですからね。話を聞いて僕も背筋がのびました。。

こういった本からインスピレーションを感じてタケシマレイコさんのデザインが生まれるのですね。

 

ヤバい。いつもの展開にいきにくくなったぞ!

こうなったら!

「ちなみに僕を見て何かインスピレーションが湧いて来ますか?」

 

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「ありがとうございます!」

 

そんなタケシマレイコさんのホームページはこちら!

 

www.reikotakeshima.com

 

まとめ

デザイナーで独立するためには、色々な物を見たり触ったりも大事ですが、

自分の人生に無言でカツを入れてくれるデザインに出会うって素敵ですね。

僕も、写真を始めたきっかけとなった写真を見ると、背筋がのびます。